感心したのは、英国ロイヤルオペラバレーの人材育成術。
1.世界中からタレントを引っ張る
ロイヤルという名を冠しているものの、人材はローカル採用ではなく、それこそ世界中から取り入れているのがこのバレー団の特徴です。
たとえば、今日の目玉はなんといっても、世界最高峰とも言われる、アリーナ・コジョカル。彼女は、ルーマニア出身。
そして、うれしいことに、日本人も4人出演していたという快挙。こんなところで、日本のグローバル人材は活躍していたのです。うれしくなりました。韓国人もいました。
熊川哲也もこのバレー団出身ですね。
2.幼少からトレーニングをする
また、このバレー団、自前の学校をもっています。その名も、Royal Ballet Schoolで、これまた世界有数のバレーダンサー育成機関だそうです。
11歳から16歳が学ぶLower Schoolと、17歳から学ぶUpper Schoolの二つが併設。Upper Schoolは、専用の劇場Royal Opera Houseに隣接しています。
3.どんどん実地を積ませる
今日の「くるみ割り劇場」でも、このRoyal Ballet Schoolの学生の多くが出演していました。練習しながらも、一流の舞台に出演する機会が与えられるという仕組みなわけです。その上、超一流といわれるプロの演技を間近で同じ空気を吸いながら学びとることができる。
また、専用の劇場があることから、定期的にRoyal Ballet Schoolの発表会も頻繁にあるようです。
ロイヤルオペラハウス
専用のトレーニングセンターをもち、専用の劇場をもつ。優秀であれば世界中から人材を引き抜き、自前でトレーニングしつつ、実地経験も積ませながら成長させる、この人材育成の生態系が見事にできあがっていると感じさせるのです。
これは、ビジネス人材育成でも同じ考え方が通用しそうです。
1 件のコメント:
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