社会起業って何だろう。
こういうのは、実際に触れるのが早い!ということで、ロンドン・ビジネス・スクールのマイケル・ヘイ教授が立ち上げつつある社会ベンチャー、ビジネス・ブリッジのマーケティングのお手伝いをはじめています。
ビジネス・ブリッジは、発展途上国の起業家を育成するプログラムです。現在は、南アフリカをパイロット拠点としてテスト活動を展開しています。
いわゆる、Social Entrepreneurial Venture、日本でいうところの社会起業といえそうです。興味のある方は、ホームページに簡単な紹介ビデオがみれます。
ビジネスのコンセプトは、ハイクオリティな教育コンテンツを、安価で発展途上国に提供するというモデル。
Blended Learningといわれる手法で、オンライン教育と、クラス教育の二つを活用します。オンライン教育の部分は、すでにあるe-learningコンテンツを焼き直し、クラス教育は、ビジネススクールの卒業生を活用するというもの。
収入源は、学生からの授業料とドネーション。また、e-learningを併用することによっても授業料を安価に抑える。
南アフリカは、ご存じのとおり零細起業家が多く、じつはそれほどきちんとした教育を受けている人は多くありません。そういう人々に対して、ビジネスの基本的な考え方を教えることによって、多くの効果を見込めるのではないかというわけです。
発展途上国の人材育成とはどうあるべきか?社会起業はどういうビジネスモデルが機能し、どう成長すべきか?など関心はつきません。学びの大きそうなプロジェクトになりそうです!
2010年3月24日水曜日
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