2009年8月18日火曜日

2年目はヒト×アントレを学ぶ~知的好奇心を満たす悦び

ロンドンビジネススクール生活2年目がそろそろ始動していきます。




2年目にとる科目もほぼほぼ、固まってきました。必修が多かった1年目に比べて、2年目は全て選択になるため、自分の興味のあるものだけをとることになり、ぐっとアカデミックもエキサイティングなものになりそうで、今からわくわくしています。

こうした知的好奇心が満たされていく喜びというのは、何事にも代え難いモノがあると思います。モノがありふれている時代には、やはりこうした知的好奇心欲を満たすことの喜び、悦び、歓びの重要性がこれから、ますます増えていくのではないかと予感します。

以前のブログのエントリで、「MBAの授業はエンターテイメントだ」と書きましたが、学びというのは、21世紀では、もちろん仕事に役に立つことはもちろんのこと、エンターテイメントであり、人生を彩る人間の根源的な行為なのではないかと改めて思うわけです。

さて、その2年目、私は、ヒト系と、アントレ(起業)系の科目を多くとることにしました。せっかくなので、とることができる上限の計10科目を消化していきます!

今まで、戦略コンサルティングをたくさんやってきた中で、ストラテジー系や、マーケティング系は一通りやってきたし教えてもいるので、いいかなという感じ。LBSの目玉であるファイナンス系は、自分の強みになり得ないことをよく自覚しているので、パス。

むしろ、ストラテジーやマーケティングのコンサルプロジェクトであっても、最後は、ヒトに行き着いてしまう事実に気付いてしまった以上、やはりヒト系をさらに深めていきたいと思うのです。

もうひとつの柱がアントレ系。こんなに2年目にアントレ系科目をとるとは、自分でもその心境の変化にびっくり。

とはいえ、白状すると、そんなに起業するプランは自分の人生には今のところないのだけれど、やはりアントレ魂のようなものは磨いておいておきたい、かつこの分野は、大企業中心のコンサルティングをしてきた自分としては、比較的未知の領域、かつ、ロンドンビジネススクールの名物授業が揃っているということで、2年目はアントレなのです。

やはり、ここはビジネススクール。そこで学ぶ科目はきわめてビジネスライク。やはり、それだけでは偏りが激しすぎるので、その辺は自分でバランスをとっていくことを自分に課そう。

2年目に履修予定の科目たち

ヒト系

Leading Teams and Organisations
ヒト系の基本。はずせないでしょう。

Managing Corporate Turnarounds
企業再生案件もけっこうやりました。そんなあたりを自分の中で整理しておこう。

Paths to Power
これは、面白そう、かつ超重要。組織における力についての考察。

Managing Change
変化をどうマネジメントするのか?9月の頭から集中講義がはじまります。

Negotiation & Bargaining
交渉力。組織行動系科目の王道です。


アントレ系

Financing the Entrepreneurial Business
唯一のファイナンス科目。資金調達のお話。ものすごい評判が良い授業とのこと。

New Venture Development
新しい企業を起す際のプロセスとチャレンジを知り、強力なビジネス・プランの書き方を知る

Managing the Growing Business
起業後、次なる成長を目指すときのチャレンジを知る。起業することと、それを大きくすることは違う。

The New Revolution: Social Entrepreneurship in the 21st Century表新しいタイプの起業~社会起業について学ぶ。

エコノミー系
World Economy: Problems and Prospects
世界経済の常識を押さえておこう。

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