2008年8月27日水曜日

オリエンテーション2日目

会場は昨日と同じくで、LBSの近くにあるクリケット場併設のホールでオリエンテーションです。



<オリエンテーション2日目のスケジュール>



9:15-9:45

朝食

コーヒー、紅茶、パン、果物



9:45-10:45

「どうすればスタディグループがうまくいくか」margaret Ormiston准教授



とても若い、きりっとした眼鏡をかけた、いかにもワーキングウーマンという感じのOrmiston氏が登場し、スタディグループの成功指南をしてくれました。



この1年間のほとんどのすべての科目を6人程度の固定メンバーでワークをこなすことになります。オリエンテーションにこのようなお題目が入っているということは、毎年いかにうまくいかないスタディグループが出てくるかを物語っています。



手元にあるWelcome Packの資料に、FAQ(よくある質問)があります。



「グループはどうやって作られるのですか?」 普通の質問ですよね。

「グループを変えることはできますか?」 こういう風に思う事態がでる可能性もあるのか・・・

「チームがバラバラになったら、解散してもいいですか?」 ・・・・・・・・これ、FAQ(よくある質問)?



実際、マーガレット氏は昨年のクラスからのコメントをいくつか紹介。「最高だった!最高の友達ができた!」というコメントがある一方で、「チームのダイバーシティは全く役に立たず、私のグループは全く機能しなかった」という声も紹介されました。



私の所属しているステディグループの出身地は、US、コロンビア、スペイン、シンガポール、ロシア、そして日本。日本人同士でも、意見がまとまらないことが多いことを考えると、ばらばらの国籍メンバーが集まったチームとしてひとつのアウトプットを出すのは苦労が伴うわけで、これが「学び」というわけです。



Diversityのあるチームでワークをすることによって、MBAのいくつかの科目を生き生きと学ばせる意図もあります。組織行動論で学ぶ内容は、即生かせるようです。やはり実践の場があっての学びだと思います。さあ、我がグループはどうなることか!



10:45-11:15

休憩



11:15-12:30

Introduction to Learining from Cases, Juloian Birkinshaw教授

ショートケースをやりながら、ケーススタディとは?について紹介



13:00-14:30

ランチ



14:30-14:45

MBA Marketing and Admissions Teamの紹介、David Simpson

このチームは、LBSのマーケティング、アプリケーションの審査などを担っています。私もアプリケーション提出前、入学前、そして今も、色々とお世話になっているチームです。



14:45-15:00

MBA Programme Management Teamの紹介、Ruth Allen



15:00-16:00

卒業生によるパネル・ディスカッション

どうやってインターン先を見つけるのか、就職先はどうやったら見つけられるのか、などのトピックが展開されていました。やはり、MBAの目的は、アカデミズムではなく、いい就職先の斡旋サポートの場でもあるのだと改めて認識しました。

印象に残ったコメント。「君たちにとって全く新しいことに挑戦しなさい。失敗してもリスクフリー。失敗したら、逆に周りが助けてくれるんだから」



16:00-16:45

Student Association(いわゆる生徒会というやつでしょうか)の紹介, John rainey



16:45-17:00

Closing Remarks

最後に、この2日間でとったスナップショットが、QUEENの軽快なナンバーとともに流されて、2日目のオリエンテーションの幕が閉じられました。

















17:15-18:00

クリケット場見学ツアー

すでにクリケット好きのインド人と見学済みだったので、これはパス―それにしても、クリケットはUK、インド、オーストラリアなどでは、ものすごい人気です。


今日の後半は、だんだんと疲れてきてしまいましたが、LBS側は非常に熱心だと感心しました。LBSのMBA Programme Management Teamの一人が言っていた言葉。


「あなたたちの成功は、London Business Schoolの成功。逆も真なり」


たしかにそうだなあと思いました。われわれが成功することによって、LBSの評判もあがる。LBSがいい学校になれば、われわれの学歴がよくなる、というわけです。これが、LBSがとてもわれわれの成功に対して熱心な理由なんだと気づきます。 これは日本の大学や大学院ではあまり感じなかった感覚です。。学生のミッションと学校のミッションのベクトルを合わせることがひとつの鍵ですね。

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