2009年10月29日木曜日

紅葉のリージェント・パーク



LBSは、リージェント・パークに南西面に隣接している

学食の冷たいサンドウィッチに飽きたら、公園のカフェでランチをしよう





平日の昼間は静かで穏やかで、見事な紅葉が広がっている!
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2009年10月25日日曜日

あなたに従う理由は何?~「らしさ」のリーダーシップ


リーダーシップというと、「あるべきリーダー像」があって、そこを目指していくという考え方を私たちは何となくもっています。たとえば、GEのジャック・ウェルチみたいなリーダーとか、日産のゴーンさんのようなリーダーとか。

でも、それではダメなんですよ、と指摘して、”Authentic Leadership(本物のリーダーシップ)”を提唱しているのがRob Goffee教授。その論説がこちらのハーバードビジネスレビューの記事です。

Why Should Anyone Be Led by You?
By Rob Goffee and Gareth Jones
Harvard Business Review
http://hbswk.hbs.edu/archive/1710.html


ここでいう、Authenticとは、「本物の」という意味。リーダーシップが本物というわけではなく、あなたっぽいリーダーシップかどうか、本当にあなたならではの姿なのかどうか、あなたらしいリーダーシップなのかどうか、本物のあなたらしさをさらけ出しているかどうか、という意味での本物。

Rob Goffee教授曰く、役員室をシーンと静まりかえすのはとても簡単なのだそうだ。ひとこと、「なんで、みんなはあなた方に従いたいと思うのか?」と聞けばいい。たちまち、気まずい空気が流れるてしまうのがほとんどだそうです。

では、どうすればいいか?4つのポイントを提示しています。

Show you’re human, selectively revealing weaknesses.
Be a “ sensor”, collecting soft people date that lets you rely on intuition.
Manage employees with “tough empathy”. Care passionately about them and their work, while giving them only what they need to achieve their best.
Dare to be different, capitalizing on your uniqueness.


そういえば、小室哲哉氏も、アーチストをプロデュースする上で、その人っぽい曲作りをしないと、1曲目はごまかせても、2曲目以降はヒットさせられないと言っていたのを覚えていますが、本質は、Authenticityなのでしょう。

今季、フィギアスケートの織田信成くんは、おとぼけキャラのチャプリンを演じていて、好調ですが、ユーロスポーツの解説者がこう言っていました。「今回の演技はとてもNobuらしい、それがいいんだ。去年の演技は、ちょっと優雅さを求めすぎて背伸びしすぎたね」と。これも本質は同じでしょう。



Rob Goffee教授がこのビデオクリップで最後に言うこの決めぜりふが好きです。

BE YOURSELF MORE, WITH SKILLS

2009年10月24日土曜日

ロンドン高級住宅街にあるヴェニス

LBSと隣接しているリージェント・パークから伸びている一本の細い運河があります。その運河を辿って歩いていくと、3本の運河が交叉するリトル・ヴェニスという何とも落ち着きのある、そう時間がゆったりと流れているかのような、そんな場所に出てきます。

秋学期もそろそろ折り返し地点で、いろいろと課題も出ているので、今日はそのうちのいくつかをやっつけようと思ったものの、見上げると空は高く、あまりにも天気がいいので、ここリトルベニスへ散歩をしてきました。



ここが3本の運河が交わる三角地点というわけです。



この運河はリージェント・パークへと伸びていきます。ロンドン動物園や、さらにはノミ市で有名なカムデンの方まで遊覧船に乗ることができます。今度乗ってみようかな?



運河を見ながら、読書をすると、何とも贅沢な時間が過ぎていく。太陽が西に傾き、日差しがちょうどカフェ・ショップに差し込んでくる。そのまぶしさが、少しひんやりした空気と緩和して、窓から入っていくルそよ風と相まって、何とも心地よい。

高級住宅街と戯れるようにして存在しているリトル・ヴェニス。なんだか、ロンドンのまた一面を発見した1日となりました。
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ケース・インタビュープログラム~クラブ活動の具体例

先日、課外活動が盛んというエントリーを書きましたが、ビジネススクールのアカデミックカリキュラムはウェブなどを通しても分かるところがありますが、課外活動となると外部からは、なかなか見えづらいかもしれません。

実際、私の場合、いまから思うと出願時はよく分かっていなかったと今思います。

というわけで、今日のエントリーは、その具体例のひとつとして、Consulting Clubで運営しているプログラム”The official crack-a-case sessions”の紹介です。

最近はかなり知られているようになってきているようですが、コンサルティングファームの面接で使われる手法で、ケース・インタビューなるものがあります。

簡単に言ってしまえば、「○○という企業が、こういうマーケットにこういう商品で新規参入するかどうかあなたに相談してきました。あなたなら、どうこの問題にアプローチして、どういうレコメンデーションをしますか?」という形式のインタビューのこと。

これ、じつは練習をすればするほど、確実に上手になる!

でも、どうすれば、何百人といるMBAの学生に、ケースインタビューを練習する機会を提供できるでしょうか?それこそ、外部のコーチなどを使ったら、それこそ膨大なお金がかかります。

そこで、この”The official crack-a-case sessions”なのです。これは、週にだいたい150セッションほど練習する機会を提供するプログラムです。

私の方から、毎週こんなメールを2,000人くらいのクラブメンバーに送っています。

***

From: ---
Sent: ---
To: ---
Subject: Sign-up open for the crack-a-case sessions

Dear Members

Do you want to practice the case interview? The Consulting Club and Career Services invite you to the official Crack-a-Case sessions.

→模擬面接提供プログラムの案内というわけです。

Crack-a-case sessions are 25 minute one-to-one case practice sessions. All interviewers have consulting background and are trained by external consultants (BCG and Bain). After each case session, you will receive oral and written feedback.

→MBAの学生のうち、コンサルバックグラウンドをもっている人に依頼をして、で実際のコンサルタントにトレーニングをしてもらって、模擬面接官になってもらうという仕組み。今、45名ほどの面接官がいます。

Sign-up open at
http://****
It will close on Friday 6.00pm and the results will be released on this weekend.

Note that allocation is not a first come first served basis:
- 1 Case interview no-show or cancellation in less than 48 hours also result in exclusion from future sessions
- Those who have paid the Consulting Club membership fee have higher priority
- 1 and 2 strikes give you lower priority
- 3 strikes exclude you from official case interview sessions

→じつは、スロットへのアロケーション、キャンセル対応、などなどこのあたりの事務処理がかなり大変です。今、このあたりの事務処理の効率化を検討し始めているのですが、どなたかいいアプリを知っていたら教えてください。他のビジネススクールはどうしてるのだろう?

To get most out of the sessions, we strongly encourage you to prepare for the case practice by doing the following:
- Read the consulting case books
- Watch Mckinsey Video
http://www.mckinsey.com/careers/how_do_i_apply/how_to_do_well_in_the_interview.aspx
- Practice cases with your friends/by yourselves

→模擬面接の時間を無駄にしないためにも、ちゃんと準備してね、というメッセージ。

Many thanks and best regards

Your Consulting Club Executive Committee

***

このプログラムがいいなと思っているのは、学生同士が助け合うプラットフォームになっていること。学生の中にはコンサルの経験がある人もいれば、コンサル業界に行きたいという人もいる。それらをマッチングをしていくことで、専門のトレーナーだけでは提供できない“量”を確保できるというわけです。

2009年10月22日木曜日

エグゼクティブMBAに変化の兆し?

Financial Timesによると、エグゼクティブMBAへの出願者数が増えているとのこと。これは今までにない動きで、驚きです!

EMBA applications rise

その前に、エグゼクティブMBAについて。エグゼクティブMBAとは、MBAよりもうひまわりシニアなビジネスパーソン向けの学位プログラムのことです。

ロンドンビジネススクールでも、ロンドンの校舎で授業を行うExecutive MBA、ドバイとロンドンで授業を受けるDubai London Executive MBA、それからコロンビアビジネススクール、香港ビジネススクールと提携したGlobal Executive MBAと、実にたくさんそろっています。

特徴としては、パートタイムでの受講が可能、かつMBAより高額、そして、企業派遣が多いのが特徴です。また、若手が多いMBAプログラムと両方提供することで、いろいろと相乗効果があります。

たとえば、平日午前や昼間は、MBAが教室を使い、夜や土曜日はEMBAが使う。MBAがフラッグシップで、利益トントンで、EMBAでかせぐ。選択科目は、MBAとEMBAの両方が受けられるようにして、学生プールを増やし、選択科目の幅を出すことができるなどなど。

で、企業派遣が多いというのがミソで、だからこそ、値段を高く設定できるわけで、FTの記事にもあるように今までは景気が後退すると、屋台骨である企業派遣が減っていました。ところが、今回は、この大不況の中でも、減らなかったというのです。

なぜでしょうか?

それは、企業派遣は減ったとしても、その分私費の学生が増えたというのです。この大不況が、個人のキャリアへの考え方を根本的に揺るがし、ビジネスパーソンをEMBAへと駆り立てた、そんな風に読み取ることができるというわけです。

やはり、人生一生学び、Lifetimeでの学び的な考え方がじわじわと浸透していて、それがこんなささやかな統計に反映されているのではないかと思います。

2009年10月20日火曜日

明日、ロンドンからTalk Sessionを実況中継!

BBT大学のオンライン公開セミナーで、「若手プロフェッショナルの仕事流儀~ロンドンから実況中継」と題して、トークセッションを行います。

そもそも、なんでこういう企画を考えたかというと、若手の本当の働きぶりを、若い人に伝えたかったから。

グローバルリーダーが日本に必要!と言われても、そもそもグローバルリーダーって何?という人は多いはず。それに、リーダーと言われても、ものスゴイ偉い人のように思えて、自分とは縁がないと思っている人も多いはず。

この番組では、若手のビジネスパーソンにスポットライトをあて、そして、ゲストとしてお迎えします。ゲストにどんな業界でどんな仕事をして、どんな壁にぶちあたり、どんな活躍をしているのか、若手目線で存分に語って頂こうかなと思っています。

Ustreamで映像をリアルタイムに流しますが、Twitterと組み合わせることで、双方向性の番組なる予定です。興味ある方はぜひどうぞ。明日水曜日日本時間で、22時スタートです。

コチラから見ることができます↓
http://www.ustream.tv/channel/air-open-campus

***

以下、BBT大学のウェブサイトより
http://bbt.ac/talk/index.html

世界中からTalk Session
若手プロフェッショナルの仕事流儀~ロンドンから実況中継

10月21日(水)に「Ustream」と「Twitter」を利用しオンライン上でのリアルタイムトークセッションを開催します。

ファシリテーターであるロンドン在住で経営コンサルタントの若杉忠弘氏が、大手広告代理店である電通にて多くのキャンペーンを仕掛けた根津修二氏をゲストに迎え、両者が現在学んでいるロンドン・ビジネススクールの会議室より実況中継します。広告業界やそこで働く若手プロフェッショナルのリアルな仕事の現場や、仕事上の困難をどう突破(ブレークスルー)したかについてのトークを繰り広げます。

BBT大学は「21世紀型グローバルリーダー育成」を掲げており、若い世代が身近なリーダー像を感じられるよう、本プログラムを開催することとしました。番組の途中でTwitterを使って質問ができるQ&Aコーナーを設けるほか、根津氏がが直面した困難について視聴者もTwitterを通じて議論できる等、視聴者参加型のプログラムとなる予定です。

トークセッション概要
実施日時:2009年10月21日(水) 22:00~ (日本時間)
中継:Ustream + Twitter

ファシリテーター:若杉忠弘
ゲスト:根津修二氏

プロフィール:根津修二氏
2002年に電通入社。1年間のリサーチャーを経て、5年間営業セクションにて官公庁、鉄道会社、放送局などの全国キャンペーンを担当。2006年に海外セクションに異動し、主にインドの自動車会社を担当。現在、ロンドンビジネススクールに留学中。

若杉忠弘
1977年東京生まれ。幼少時はロンドンで育つ。大学院の工学系研究科を修了後、外資系戦略コンサルティングファームであるブーズ・アンド・カンパニーに勤務。社会人向けスクールの講師として人材育成にも携わる。現在、ロンドンビジネススクールに留学中。

プログラム:
第一部 「広告業界の仕組み」と「若手プロフェッショナルのホントウの仕事」
Twitterを使った質疑応答

第二部 チャレンジング・エピソード~根津さんが直面した困難
Twitterを使った質疑応答

ショッピングセンターのカギは歴史の継承

日本には、似たようなショッピング・センターが乱立してきています。この世界に詳しい同僚のコンサルタントにショッピングセンターの成功要因は何だろうと話したら、彼の回答は、たしか「歴史を継承していること」だったような気がする。

同じようなハコモノをつくり、同じようなブランド店を入れたら、どこのショッピングセンターも似たり寄ったりになってしまうのは当然。では、何がユニークなのかといえば、突き詰めれば、その場所柄、土地柄、そこの歴史、そこに行き着いてしまうことになるわけで、そこの文脈をいかにショッピングセンターに継承できるか、が大事になるという風に解釈できます。

そんな事例として、パリの外れ地であった場所の再開発地区が、ベルシー地区があります。昔は、ワイン倉庫が建ち並んでいたというベルシー地区は、そんな頃の風合いを残しつつ、今は立派なショッピングセンターと皆の憩いの公園に生まれ変わっています。

フレンチ・カップルが手を組んで仲良く歩くベルシーヴィラージュ。倉庫街の息吹がかすかに残る、そんな通り。



家族、カップル、犬の憩いの場所になっているベルシー公園。ここにも、倉庫からの輸送に使われたレール跡が残されています。




ベルシー地区にあるレジデンス。高級そうです。が眺めとロケーションは最高ですね。

葡萄畑と倉庫が広がっていたベルシー地区は、その息吹を継承して、新しい憩いの場、流行のスポットに生まれ変われ変わったという事例でした。


学び:歴史の継承は差別化の源泉

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LBSのクラブ活動~学生同士の助け合いの場

ロンドン・ビジネス・スクールのアカデミック・カリキュラムは、1年目の初めの秋学期をのぞけば、それほど厳しいものではありません。たとえば、2年目に必要な単位数はMax12個。一学期換算で、4コマということになります。だから、当然毎日学校ということにはならないわけです。

でも、みななんだかんだといって忙しくしている。なぜでしょう?ひとつには、就職活動、そして、課外活動です。そう、この課外活動が大事なのです。出願エッセイにも、大きな4つの質問のうちそのひとつが、「課外活動でどんなことをやるか、どう貢献するか」、これが聞かれますから、学校側としても、課外活動やってね、と明確にメッセージを発しているわけです。

実際、私の感覚からいうと、アカデミックから得られるモノ半分、課外活動から得られるモノ半分という感じで、課外活動から得られるモノの何とおおいことか。アカデミックを2年間に引き延ばせるので、その分課外活動の時間ができるので、これはある意味で2年生のプログラムの特徴ですね。

たとえば、今日のメールをざくざくと見てみると、いろんな案内が飛び込んできます。少し雰囲気を共有するとこんな感じ:

ラテン・アメリカ・クラブから。このリージョナルクラブは活動的。
We are delighted to invite you to the 1st Session of the Latin America Club Speaker Series: "Latin America: Now It’s Time" on Monday 2 November 2009 at 18:30 hrs. Please find attached an invitation to this event. For this event, we would like to bring you the exciting opportunity to interact with Raúl Rivera.

アントレクラブの企画しているイベントかな、これは。
TiE INSTITUTE – “LEADING HIGH PERFORMING TEAMS”
Speaker: Adam Kingl, Director, Emerging Leaders Programme, Executive Education, London Business School. This extremely interactive workshop, will seek to understand how high-performing teams form and what keeps them motivated and engaged. We will identify the capabilities and behaviours necessary from individuals to create the ‘collective strength’ that is a core principle of a successful team.


こちらは、リテール・ラグジュアリークラブのイベントですね。
The Retail & Luxury Goods Club in association with LVMH will host a one-day Rendez-vous for London Business School full-time students

スペイン・クラブのお祭りの案内。
Spanish Fiesta. Are you going to lose the first huge party of the year? Remember Salsa and Sangria from last year? This time we are going to take the party to the next level! The MBAs 2011 are loading up on tickets, but we know that the party is just not going to be the same without you!

そして、我らがジャパン・インタレスト・クラブも!ただいま準備中です。
We are pleased to inform you that the Japan Interest Club holds the Kick-off Meeting on October 28th. We will have a short presentation regarding our club activities and objectives. The meeting is followed by a Japan Night where you can taste fantastic Japanese sake and some finger foods.

それから、私もコミッティにいるコンサルティング・クラブも。これはいいセッションです。
The consulting club is giving a practical workshop on case cracking: Our own experiences, tips and excersises. The workshop is aimed at all students from the MBA, MIFF and other programs. We will discuss the set-up of case interviews, but mainly focus on examples, practice and our own interview experiences. At the end of this 1 hour workshop, you should be able to pick up a casebook and start practicing!

と、次々と、色々なイベントやカンファレンスの案内が飛び込むので、多くのものに興味を示しすぎると、消化不良を起すこともしばし。

ようするに、学生が学生同士を盛り上げ、助け合い、教え合い、企画し合う文化というのは、なかなかいいものだなということがいいたかったのです。なんというのでしょう、ある意味で、WEB2.0的。参加者が自らコンテンツを創り出し、それを享受しあうという文化。

このような精神は、仕事をしているとき、もっとさかのぼって、大学の頃、さらにさかのぼってもあまりなかったかもしれない、と少し反省するわけです。

IT技術の発達のおかげで、こうした「興味・関心」でつながる相互扶助のコミュニティはますます増えていくこと確実です。

2009年10月19日月曜日

高質な教育動画が急増中!

最近の流れとして、高質な動画が無料で!増えています。これは、とても喜ばしいことだと思います。オクスフォード大の授業も、MITの授業もその気になれば、見られる。この増え続けるコンテンツは目を見張るものがあります。

ただし、「その気になれば」というのがキモで、「その気」がなければ、なかなかモチベーションは続かないのがネック。「その気」のスイッチをどう入れ、どうこの膨大なコンテンツを活用するか、そこがカギになりますね。

いくつかCNNで紹介されていたサイト:

iTunes University (iTunes U)
http://www.apple.com/education/mobile-learning/

YouTube EDU
http://www.youtube.com/education?b=1

Academic Earth
http://academicearth.org/

MIT's Open Course Ware site
http://ocw.mit.edu/OcwWeb/web/home/home/index.htm

Open Course Ware Consortium
http://www.ocwconsortium.org/


インターネット講義、世界の著名大学が続々オンラインで開講/ロンドン(CNN)
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200910170025.html

世界の著名な大学やビジネススクールが続々と、インターネットを通じて講義を公開している。アップルのオンラインストアでは大学の講義を集めた「iTunes U」が開設されたほか、動画投稿サイト「YouTube」でも今年3月から始まった教育チャンネル「YouTube EDU」が人気を集めている。


いずれの番組も無料でダウンロードできることが多く、利用者は自分の持つ携帯端末にダウンロードすれば、好きな時間に好きなだけ学習することが出来る。


番組として講義を公開しているのは、英ケンブリッジ大学や米イェール大学、米マサチューセッツ工科大学(MIT)、仏ビジネススクールHECパリなど。


また、米大学の講義動画を集めて公開しているサイト「Academic Earth」も人気で、こちらではハーバードやイェール、プリンストン、スタンフォードなどの講義を見ることが出来る。


この1週間、「iTunes U」で最も人気だったのは英オックスフォード大学のビジネス関連講義だった。同大学によると、「iTunes U」を通じたダウンロード数はこれまでに100万を超えているという。

パリの秋を楽しむ

ロンドンより秋が一足先に深くなっていたパリ。今年もまた週末に足を伸ばして、行ってきました。ロンドンが重厚感がある街なみだとすれば、パリはそれに華麗さが加わるわけで、欧州大陸の諸都市がパリにあこがれる理由も、ぶらぶらと歩けば体で理解することができる。

ダヴィンチコードですっかり有名になったルーヴルのオーディトリアム。


ふらりと立ち寄ったカフェもどこかメトロさが一杯で、思わず写真を1枚。

やはりパリに欠かせないのが、ラ・セーヌ。決してきれいとはいえない茶色が石造りの街並みの背景に。



そして、ノートルダム大聖堂。少し遠目でみると、コンパクトでかわいらしい。

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