2009年6月25日木曜日

北欧へもう一度行こう!

フィンランドに行って以来、妻とともに北欧にはまっています。じつは、私が試験に忙しかった頃、妻は息子を連れて、スェーデンに二人旅に出かけにいってるくらい。

なんといっても、人がとても穏やかで親切。日本人的にはとてもうれしい。日本的な丁寧さをそこらかしこで、感じることができて、なんだかほっとするというか、1年ほどロンドに暮らしていると、懐かしい感覚というか、そんな感じです。

それから、地政学的にとても面白い位置にあるのが北欧諸国です。じつは、フィンランドに行くまで、あまり意識していなかったのですが、フィンランドの隣国はロシアなのです。それも、フィンランドの東側の国境をビターッと張り付くようにロシアが寄り添っている。

事実、フィンランドの歴史を振り返ると、ロシアの支配下にあったこともありました。だから、多分にロシアの香りもフィンランドをするわけです。それから、バルト三国が、もうすぐこそという位置。とくにエストニアはもう目と鼻の距離。

そんなわけで、ヘルシンキの街中のInformation Centreに行くと、ロシアへのパッケージツアーや、エストニアのタリンへのフェリーツアーなどがバンバン売りに出されているのです。

そして、フィンランドとスウェーデンの関係も面白い。フィンランドの現地の人に聞くと、フィンランドとスェーデンは、文化的な背景や、インフラなどは極めて似ているとか。実際、スウェーデンに行った妻に聞いてもそうみたい。

しかし一方で、歴史を紐解くと、フィンランドは、スウェーデンに支配されていた時期もあり、今でも、フィンランド人にとって、スェーデン人は、「Beloved Enemy」とのこと。

どこかで聞いたような話です。近い民族同士はお互い好きなんだけど、近いが故にいざこざがおきやすくケンカもするというのは、日韓や日中の関係を考えてみても、「ああ納得」です。

そんなわけで、次回の旅が決定。

まずは、ロンドンからフィンランド・ヘルシンキに飛び、再びフィンランドを味わったのち、フェリーを使って、エストニアのタリンとその周辺を満喫。初のバルト三国体験です。ヘルシンキから、フェリーで、1時間半でタリン。そのあとは、タリンから、またフェリーにのって、スェーデンのストックホルムへ向かう。1泊ですが、クルーズの旅を堪能したいと思います。最後は、スェーデンを堪能して、おしまいというもの。

そのあとはまた、東ヨーロッパ、南東ヨーロッパに足を伸ばしたいと思っています。ブルガリア、スロベニアや、クロアチアあたり。旅のことを考えるとキリがありません!

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