2009年4月25日土曜日

Is This Art? ビジネススクール初のちょっとした企画

面白いです。おそらく、ビジネススクール初なのは間違いなし。5月下旬に開催しようとしているArt Exhibitionに向けて、ちょっとした宣伝イベントを行いました。おかしなアート?をロンドンビジネススクールの中庭に展示しました。

Organising Committeeの一人が、突然、ワイルドな発想を思い付いて、すぐさま実行することになりました。私では到底思い付かないようなクリエイティブなアイディアで、いやいや、刺激になります。

その名も、Is This Art?



木と木の間にロープを張り、そのロープに、女性の下着や、男性のブリーフ、そしてプライベートのときに着るような色とりどりの服を吊し、さらにおかしな履歴書やカバーレターのフレーズをあわせて貼り付けて、出来上がり。そのフレーズは、企業に送る履歴書やカバーレターには、送れないけど、書いたら笑えるそうなもの。たとえば:

Interests: Gossiping
Job-related skills: Able to say the ABCs backward in under five seconds
Job description IT Director: Repeatedly fix what you repeatedly break
Job description Student: Copy and paste the internet
Ding! Sorry, I can’t offer you the job. But are you free for dinner tonight?
Ding! R U Kidding?

真っ青な空のもと、突然1日だけ展示されたこのアート?の心は何か?ジョブマーケットが厳しくなって、カバーレター送付、レジュメの作成、インタビュー、コネづくりと忙しくしているMBA学生。本来の実力以上に取り繕ったり、本当の自分を覆い隠して、よく見せようとしてはいないのか?

それが表の顏だとしたら、ウラの顏、真の顏、本当の自分は何だったか、ちょっと思い出してみようよ!というじつは、かなり本質的なメッセージが詰まっているのでした。

最低限のコミュニケーションは学校側に事前にしておいたのですが、やはり少し問題が発生したのも事実。プログラムオフィスからは、Non-student向けのエグゼクティブプログラムもLBSでは行っているので、そうした人がこういうのを見たらどう思うのかという懸念の声。また、セキュリティオフィスからは、イザというときに、避難の邪魔になるという声など。

とはいえ、最後は、Career Servicesのトップが、この趣旨に大いに賛同してくれて、ホンチャンの5月末のArt Galleryにスポンサーしてくれることにもなったので、ひとまずいい結果になったといえるかな。

そして、個人的には、このOrganising Teamで働いていると、今まで使われていなかった脳の領域が動き出す感じです。

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