2008年12月26日金曜日

サンタさんをいるのだ!

12月26日はBoxing Dayといわれ、25日のChristmas Dayと並び、すべてが休業状態です。みんな家族や仲間と大切な時間を過ごします。そんなクリスマスに欠かせないのが、サンタクロース。

サンタさんは子供を喜ばせ、そしてその結果、家族全員をハッピーにしてくれる。そう、サンタクロースは、人生を豊かにしてくれるのです。僕も小さい頃は、サンタさんが夜にプレゼントを届けにきてくれるのが楽しみで仕方がありませんでした。

自分が「ほしい」と思っていたプレゼントが、豪華に包装されて、ベッド脇に置かれているのを発見する喜びといったら!

London Business Schoolでも、サンタさんのイベントがありました。学生一同、サンタさんの格好をして、Londonの街を占拠するというもの。数百人のサンタさんでLondonの街中を後進して、トラファルガー・スクウェアや、Tubeなどをジャックしていくというイベント。やはりサンタさんは、みんなを楽しくしてくれるようです。

そういうわけでして、我が3歳になる息子にも、今年はサンタさんの存在を知ってもらって、少しでも人生を楽しくしてほしいと思うわけです。そこで、まずは、うちの子に何かほしいものを言ってもらわないといけません。

私:えいじくんはさあ、何かほしいものある?

子:えいじくんはねぇ、マールターで、バスをふたつ買ったから、何もいらないの。

私:・・・・

マルタ島では、あれだけバスをほしがっていた物欲の固まりだった息子が、いまさら、なんでこんなに謙虚になっているのか。初っぱなから僕の大事なミッションが頓挫しそう。

最近、公園でみんながサッカーをやっているのをみて(こういうところは、さすがイギリス)、ボール蹴りに興味があるのを思い出し、僕はこう聞く。

私:ねぇー、おおっきいボールが欲しいんじゃない。こう、ポーンっと蹴るやつ。

子:うーん、ほしーーー。

私:じゃあ、サンタさんにお願いしてみよっか。お願いできる?「サンタさん、サッカーボールをお願いします」って、大きな声で言ってみたら?

子:「サンタさん、サッカーボールをおねがいしますー!!」

そして、クリスマス当日。

もっと喜んでくれると期待していたのですが、けっこう冷静だったうちの息子。いつもの感じで、

子:「サッカーボールで遊んでみるぅ。ぱぱぁー、こうえん、いこーーよーー」

うーん、サンタさんが届けにきたことを認識してんだろうか。しかし、ちゃんと分かっていることが判明したのです。

その後、近くのホテルで、サンタの格好をした人が二人いたのみて、こう言ったのです。

子:どっちのサンタさんが、えいじくんにボールをくれたのぉ?

おお!
こうして、僕の大事な今年のミッションは無事に終了することができたのです。

サンタさんの存在をきっかけに、クリスマスは、カップルで過ごすのもいいし、商業的に盛り上がるのもいいけれども、家族で集まって楽しく過ごす大事な時期だということを教えていこうと思います。

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