2008年9月22日月曜日

金融危機、LBSにも激震

ここ数日、LBS構内では、Financial TimesやWall Street Journalを片手に、最近の金融危機について話すのが挨拶のようになっています。先日は、リーマン・ブラザーズの会社説明会が学校で予定されていましたが、キャンセルになりました。

London Business Schoolへの影響は大きい。なんといっても、LBSは、ファイナンス志向の学生が多い。それに、多くの学生は前職を退職してきていますので、これから金融機関に就職しようと考えている学生にとっては、今回の件は、死活問題なわけです。

リーマン・ブラザーズに就職が決まっていたMBA2年生や、この9月から働き始めた卒業生は、どうなってしまうのでしょうか。今回の一件でジョブマーケットは、一段と萎むでしょう。ただでさえ、また去年からインターシップの数も減ってきていると聞いているのに、これからさらに厳しい状況になる。

金融以外のジョブ・マーケットももちろん影響を受けます。こうした時期にどの会社も積極採用とは走らないでしょう。それに、金融機関就職希望の学生は、ヘッジとして、コンサルティングファームや事業会社にも、アプライしていきますので、競争が厳しくなります。

こうした状況を間近にみていると、個人というのは、荒波の中をキャリアを築いていく力、こうした環境変化に対応していくだけのスキル、さらには、図太さが必要。 こうした、日本人はあまり経験しない、激変に耐える訓練を通して、世界に通用する一流のビジネスパーソンが育っていくのではないかと思うわけです。

4 件のコメント:

HelterSkelter さんのコメント...

同じく、ファイナンス・スクールの色彩が強い我がChicago GSBでも、学生たちは毎日この話題でざわめいているよ(笑。なんか、MBAって結局コンサルか投資銀行がメジャーな就職先になるから、その2本柱のうち1本が倒れたことの衝撃はでかいよね、学生にとってもスクールにとっても。俺の友達も「もう商業銀行にいこう」と転換決め込んでいたりする。僕はそれでも投資銀行にチャレンジしようと思っていますが。そういえばボストンキャリアフォーラム来る?是非またお会いしたいですね。

twk さんのコメント...

helterskelterさん

Chicago GSBもFinance Schoolですもんね。LBSでは、MBAとは別にMaster in Financeという専攻があるのですが、今年の卒業生はかなり苦戦を強いられている模様。BCFは、おそらく行かないかな。

GM さんのコメント...

CambridgeはFinance色はあまり強くないのですが、やはりFinance志向の学生は多いです。
その一方で、Career teamからのプレゼンでの第一声は、「Finance業界に進むのは極めて難しいので考え直した方がいいんじゃないの」的な内容。

今年からCambridgeにもMaster in Financeができたのですが、逆風の中での門出になってしまいました。

twk さんのコメント...

GMさん

>今年からCambridgeにもMaster in Financeができたのですが、逆風の中での門出になってしまいました。

そうですか、それはそれは。でも、逆風の中の船出だからこそ、これからののびしろが大きいともいえますね!

LBSでは、来年から、Master of Managementという職歴経験がない人向けのMBAを新しく始めるそうです。