2008年9月5日金曜日

Study Group Dinner



Study Group Dinner @ Indian Restaurant



今週から本格的にクラスが始まり、急激に忙しい毎日を過ごしています。どんなクラスなのかは、今度書くことにして、今日はスタディグループについて書こうと思います。

London Business Schoolでは、Teamworkがとても強調されています。そして、多様な価値観を受け入れること、多様な価値観から学ぶことが推奨されています。

そのひとつの仕掛けが、スタディグループなわけです。6人のチームメンバーで1年間、必修科目を履修していくことになります。それぞれの科目には、スタディグループで提出する課題が課されるので、いやでもこの6人で集まって、議論して、ひとつの結論を導かなければなりません。

6人は多くの人数ではないですが、この1年間どっぶりとつきあうことで、より深く理解し合うことになるのではないかと思っています。

ようやく、今日は一息つける日でしたので、スタディグループ6人で、学校近くのIndian Restaurantで、ディナーをしました。じつは、はじめてゆっくりと話し合うことができました。そして、みなのバックグランドは見事にバラバラ!どうバラバラなのか、この6人のメンバーを紹介してみます。

リカルド。スペイン人。オレンジ色の髪の毛で遠くからすぐに分かる。リカルドは、高校の頃はプロのテニスプレイヤーを目指していて、そのうちの1年間はほとんどテニスしかしていなかったとか。しかし、やはりプロの道は難しいらしく、大学、大学院で、国際経済を学び、上位1%で卒業したそうです。その後、ユネスコ、米国のスペイン大使館、モルガン・モルガンスタンレーでキャリアを積み、今後もFinanceのエリアにすすみたいとのこと。

ユアン。コロンビア人。恰幅がよく、堂々としています。ユアンは、起業家なのです。大学卒業後、P&Gでブランドマネージャーを経験したのち、ナイトクラブや、ピザチェーン店を起業していく。ピザチェーンを起業したときは、ピザの作り方も何も分からなかったけど、まず物件だけ押さえたみたい。ドミノピザの店舗に張り付いて、どういうサプライヤーが出入りしているかを詳細に調査して、ピザチェーンに必要な業者を見つけていったのだからすごい。ナイトクラブビジネスを売った資金でLBSへきています。

ナム。インド人。髪の毛を赤く染めています。16歳のときに、奨学金をもらって、単身でシンガポールへ。父親がビジネスで失敗して、この頃から自分のお金は自分で工面してきた、非常にMatureな人。大学卒業後は、英国系の銀行で、コーポレートバンキングに携わる。自分の収入のいくらかは親に仕送りしている。もちろんLBSへもくるときも、いくつかの奨学金を獲得してきています。

アレクシー。ロシア人。なかなか笑わないアレクシー。モスクワの弁護士です。彼の奥さんも弁護士として、ロンドンで働いています。4年前にロンドンで法律の修士号もとっている。でも、弁護士は奴隷のように忙しいらしく、もうこんな生活は続けられないという思いで、キャリアチェンジを決意して、今こうしてLBSへきている。卒業したあとは、プライベティ・エクイティなどのダイナミックなファイナンスの仕事をしたいみたい。

ショーン。アメリカ人。無造作ヘアが特徴的なショーン。彼はどうやら天才です。5歳の頃からコンピュータに触れ、HavardでComputer Scienceを学ぶエンジニア。卒業後は、Engineering Consultantをしたり、モルガン・スタンレーでトレーディングプログラムを設計したり、ダブルクリックでエンジニアをしています。直近では、Googleでいろいろなプログラムを設計していました。GMATも満点の800点をもっているという強者です。

そして、私。

さあ、これからどういう化学反応が起きるのか楽しみです。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

楽しく学生生活始まってるみたいで何よりです。こうして1年間嫌でも一緒のスタディグループがあるのは後々よい財産になると思いますよ。がんばってね!