2009年5月9日土曜日

3歳児はインターネットがお好き



我が子は、3歳児にして、パソコンが大好き。自分で起動したり、終了したりすることもできます。Youtubeで、いつの間にか動画などを自分で探し出して、ブツブツいいながら、ずっと見続けています。ABCの歌や、トーマス機関車がお気に入り。

特に、教えたわけでもなく、オトナの仕草をみたり、ただひたすら、トライアルアンドエラーを繰り返したりしながら、習得する子供の学習能力はたいしたものだと、舌を巻いています(ただの親バカ?)。

子供の将来の可能性を育むため、少しの時間の間、好きにパソコンを遊ばせています(言い訳か?)。

「ハイコンセプト」を書いたダニエルピンク氏は、その書籍で、コンセプチュアル・シンキングの重要性を説いています。要は、新しいコンセプトを考える力、右脳の力がこれからの時代には必要だと主張しています。

そのダニエルピンク氏に、「小さな子供がいるのだが、どうやって育てたらいいか?」と質問し、答えてもらったことがありました。

その答えは、子供の可能性を阻害してはいけない、子供の将来を決めつけてはいけない、というメッセージでした。ただあるのは、親は子供を後押しすること、なのです。

こんなメッセージをさすが、コンセプチュアル・シンキングを提唱しているだけあり、見事な比喩で説明してくれました。たしか、こんな回答だったと思います。

今はSEOエンジニア(当該ウェブサイトを検索した結果上位に表示させるための技術)は花形な仕事だけど、果たして、あなたが子供だった頃、そう20年前に、いや、10年前にも、この仕事の存在すらなかったに違いない。

あなたの子供が将来就く職業は、今は姿形もないかもしれないのだから、今からこの子は、弁護士だとか、なんとかに向いているなどと決めつけるのは愚の骨頂です。


オトナの想像力をかけ離れて、時代は変化していくのを「ガツんと」再認識させられたと同時に、このメッセージは、確実に、私の子育て観に影響を与えてくれました。

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