2009年5月4日月曜日

馴染みの薄い国ポーランドはどんな国?

今回週末に訪れたポーランド。その首都ワルシャワは、日本人ならば、ワルシャワ条約機構という歴史用語によって、誰もが知っていますが、意外と日本人そして日本とは馴染みの薄い国です。

たとえば、日本人の旅行先ランキングでは、地球の歩き方の調査によると、30位以内には出てきません。日本からだと直行便もない上、ヨーロッパに行くならば、イタリア、フランス、オーストリア、イギリスなど軒並み魅力的な国が周りに多ため、旅行先のショートリストにのってこない。

ジェトロ発表のポーランドの輸出額によれば、2007年には 1,396億5,413万ドル。一方、日本への輸出額はそのウチ、わずか3億ドル。その逆も似たようなもので、日本との経済的交流はまだまだという感じです。

とはいえ、この経済不況で一時的にダメージを受けていますが、この数年の急進はまさに目を見張るものがありました。GDPは安定的に6%成長、失業率も2005年の頃には20%に迫るほど高かったですが、金融危機前で8%ほどまでに減少。

やはり、2005年にEUに加盟し、名実と共に、旧共産圏が脱し、西側諸国のひとつになったことが大きな分水嶺でした。もともと、産業基盤があったポーランドに、自動車メーカーを中心に、多くの企業が積極的に投資し、職にあぶれた人を吸収していきました。

今回は、クラクフしか訪れなかったのですが、そこで感じることは、みな若い!ということ。さすが、35歳以下の人口が全体の50%(日本は38%)、25歳以下が全体の35%(日本は24%)の国です。若さが漲る感を肌で感じ取ることができます。

さらに、その1週間前に訪れたローマとの比較でいえば、圧倒的に英語をみな話せるのも見逃せません。普通にレストランのウェイトレスまで英語をちゃんと話すのですから。教育レベルは高いと聞いていたポーランドですが、こんな英語レベルにもその一端を垣間見ることができます。そして、もてなし感というか、誠実さ度合いも高い。

これからのチャレンジは、揺れ動く自動車業界に大きく依存するポーランドがその影響をどう受けるか。また、ユーロへの移行をスムーズに行えるかでしょう。

とはいえ、豊富なハイレベルな若者人材を抱え、そこそこの産業基盤があるポーランドは、大きな国としての方向性を見誤らず、EUの中でのポジショニングを確立しつづけることができれば当面心配なさそうです。

1 件のコメント:

Narasiman Ramachandran さんのコメント...

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日本オーストリア経営コンサルティング