2009年2月24日火曜日

マッキンゼーの新しいCEO;新興国シフト

FTによると、戦略コンサルティングファームのマッキンゼーのトップが前任のリタイアにともない、Barton氏に交代するようです。彼は、カナダ生まれで、韓国ソウルオフィスや、中国上海オフィスのトップを歴任してきたアジア通。46歳。若い!

最近の戦略コンサルティングファームのトップの特徴として、アメリカ生まれ、育ちの純粋アメリカ人はまず、トップになりません。

もともとは、マッキンゼー、そしてその他のコンサルティングファーム-たとえば、BCG、ブーズ・アンド・カンパニー、ベインなど-も、もともとは、米国発のファームだったのにも関わらずです。

FTにも、アジアのエキスパートをトップにマッキンゼーが選抜したのも、この地域のファームにとっての重要性を示唆していると書かれています。

私の所属しているブーズ・アンド・カンパニーも、昨年のブーズ・アレンからの分社化にともない、CEOはインド人、会長は、フレンチとレバノンの二重国籍でかつ、中東歴の長い人物で、これまた、多極化した世界を意識した布陣になっているように思います。あわせて、本社という概念もなくなりました。

多くのコンサルティングファームのトップは、過去は生粋のアメリカ人がリードし、その後はヨーロッパ人にバトンタッチされ、最近は、新興国の出身または経験者がリードする、というのがパターンになっています。そうでもしないと、これ程までに多様化してしまったコンサルタントたちをマネジメントできないという表れでもあると思います。

2 件のコメント:

AK さんのコメント...

そんな動きがあるんですね、知りませんでした。

実際グローバルなコンサルティングファーム内での知識のフローはどういう方向になっているのでしょうか?

程度問題でしょうが、アメリカで培われた経営手法を他国にもってくるというフェーズは終わり、かなり双方向な情報フローが増えているのではないかと想像します。たとえば、multinationalsがemerging marketに入っていく、あるいはemergning marketからdeveloped marketに入っていくために必要な助言といったかたちで。

グローバルの研修もアジアやアフリカで行われる時代がくるかもしれませんね、そのうち。

twk さんのコメント...

AKさん

コメントありがとうございます!

おっしゃるとおりで、知識のフローは、あっちやこっちやという感じです。欲しいところから情報を引っ張るという感じです。

最近ですと、日本からは不況時の経営についてのコンテンツを東京オフィスとしては発信しているようですね。

研修は、みんなが楽しめる場所-ドバイやバルセロナ、マヨルカ島、が選ばれているようですよ。