2008年10月28日火曜日

入学審査官が語るLBSの入り方



Youtubeより。LBSの入学審査の統括リーダーが語る、出願のポイント。ややありきたりの内容ですが、いくつかしゃべっていたことをあげると、

 ● 自分自身を語ること
 ● 試験を通ることだけが学校ではない―勉強以外のクラブなどでいかに貢献できるかが大事
 ● グローバルな環境に身をおきたいという思いがあるかどうか

海外の大学院の場合、日本と異なり、エッセイと呼ばれる小論文がカギを握ります。そして、あなたの「物語」を文字につづり、入学審査官の心をとらえる必要があるのです。

よく差別化が大事とか、大量にいる出願者から目立つようなことを書かなきゃだめとか、自分自身をマーケティングをしなければいけないとか、そんな出願アドバイスを多く聞きます。それも一理あるでしょう。

だけど、差別化するといって、本当にできるのでしょうか?他の出願者が見えない中で、どう差別化するのでしょうか?目立つことを書く?何が目立つことなのでしょうか?この手のアドバイスはそれなりに正しいのですが、私はもう少しシンプルに考えたいと思います。

大事なのは、自分自身をさらけ出し、それを文字にしていくプロセスを楽しんでいくことだと思います。エッセイの執筆を楽しんでいるということは、それは自分自身であることの証左だと思うのです。ウソを書くのが楽しいとは思わないでしょうから。

自分自身をさらけ出したその物語こそが、入学審査官に響くのではないでしょうか?ノンフィクションの力を信じましょう。それに、こちらの方が、結局自分のこと「だけ」に収集して書けばいいので、楽です。差別化などと考えていると、他人がどうとかこうとか、考えないといけないですから。

私も、エッセイを書くのははじめはかったるかったですが、途中から、自分自身を素材にして物語を書くようで、それは、とても面白い経験でした。

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