<主要国の訪日旅行者の割合>
http://www.geocities.jp/nezimaki_tokyo/kankou/kuni.html
なんと、訪日旅行者のじつに3割が韓国から、続いて2割が台湾、1割が中国、5%が香港というなんとも偏った分布になっています。要は、韓国30%、中国35%でこの2カ国でもって、65%も占めているのです。
なぜかと考えてみると、韓国も中国も、日本の若者文化がわれわれが想像する以上に浸透していて、若者を中心に日本へのアコガレのようなものがあり、それがこれだけの吸引力に結びついている。
若者文化というとかっこいいですが、ぶっちゃけていえば、マンガ、ドラマ、J-Popのこの三つの神器が普及しています。
たとえば、中国では、日本のドラマは、即座に中国版Youtubeもどき上で、アップされます。それも、中国語字幕付き。ボランティアグループがわんさかいて、すぐに字幕をつけてくれる。なんと、東京ラブストーリーは、中国では、まさにラブロマンスのバイブルとして語り継がれているそうです(中国人の友人談)
Japan Tripに参加した中国人女性は、藤原紀香のファンで、神戸をみんなで訪れたときは、ひとり別行動をし、わざわざ藤原紀香が結婚式をあげた生田神社に参拝にでかけるほど熱の入れよう。
台湾も同様で、このあいだ、台湾人が「これ貸してあげる、すごい泣けるから」といわれて、貸してくれたDVDは、キムタク主演のHeroでした。
そんなわけで、政治的には、小競り合いが絶えない韓国と中国ですが、若者の文化という意味では、しっかりと日本は彼らのハートをつかんでいることがよく分かります。この世代がビジネスリーダー、政治リーダーになった暁には、また日中、日韓、日台関係は、またあらたな展開を見せることでしょう。
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