2009年5月23日土曜日

“Dreamy LBS”

Exhibition の準備中に、ふと目にとまった絵がこれ。ポストイットで、手書きの殴り書きで、”Dreamy LBS”とタイトルが書かれていました。






プロではないので、ちょっとあどけなさが残る絵ですが、何とも色彩豊かなLondon Business Schoolの建物が描かれているではないですか。

薄紅の空を背景に描かれるLBSの裏側の校舎を描写しています。まだ早朝の朝焼けなのか、それとも夕暮れ時なのか。ある窓には灯がともっているので、おそらく夕暮れか。

日の落ちてゆく中、白亜の建物という無地のキャンバスが、見事なまでに彩られています。青、黄、緑、オレンジ、と多彩な校舎は、やはり、こうした人のぬくもり感のあるレンズを通さないと、出てこない。

Dreamy LBSに対する、Real LBSが次の一枚。なんという違い。 人の「見方」「見え方」の威力。



このアーティストが、LBSで過ごした万華鏡のような日々が、この色彩豊かなDreamy LBSとして表出してきているように思えてなりません。さらに、この夕暮れは、もうMBA 2年が終わり、修了へと向かう哀愁感を描いているのでしょうか。

自分の今LBSで過ごしている経験と、このアーティストのLBSに対する想いが、この絵を通して、交叉するようで、何とも心地よい気分にさせてくれる絵です。

素敵な絵画に出会いました。

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