生活費が高いことで悪名高いロンドンですが、じつはいいところもたくさんあります。そのひとつが、公園でしょう。London Business Schoolのすぐ横には、Regent's Parkがあるし、そこから少し南下したところには、Hyde Parkもあります。どちらも超巨大な公園です。公園とは言わないまでも、ちょっとした緑の広場は、街のあちらこちらで見かけることができます。家から少し歩いたところに、Russel Squareというまさにスクエア-広場-があります。
そして、家の真横には、コラムズ・フィールドという公園があるのです。このコラムズ・フィールド、もうすぐで3歳になる息子の大のお気に入りのスポットでして、ほぼ、というより、確実に毎日、せっせと通っているのです。5階にある私のフラットから、この公園が窓から見えるので、息子はよくそこから公園を見下ろして、力強く、こういうのです。
「パパと公園にいくのっ!」
公園につくなり、まずはボール遊び。もうすっかり、秋めいて、落ち葉がぱらぱらと落ちています。そこを行ったりきたりとかけずり回ります。
ときどき、ヤギが公園で放し飼いになっているのですが、遠くの方でヤギがゆったりと歩いているのをみつけると、
「ヤギに食べられる-」
と騒ぎ出す・・・・。食べないって!我が子は、少し、小心者のようで、父親としては、もう少しがんばってほしいなと思う今日この頃です。私に似たのだろうか。
ボール遊びに飽きると、今度は、
「ぐるっと回る滑り台をしーたーい」
と言って、たったと、滑り台に向かって走ってゆく我が子。
ぐるっと回る滑り台とはこのこと。もうすでに何人か子供が滑っていると、
「パパ、滑ってもいい?」
と確認を求めてくる-滑っていいってば!
何とか上によじのぼって、さあ滑る段階になっても、気の強い現地の子供達に押されて、なかなか滑る番が回ってこないかわいいそうな息子。また、上から叫ぶように、聞いてくるのです。
「パパ、滑ってもいい?」
いいよ!と何度かかけ声をかけてあがると、ようやく滑り降りてくる-そして、満面の笑顔で地面に到着です。
そして、また上に登っていくのです。
滑り台に飽きてくると、次は砂場です。
ここの公園は、犬や動物、それから大人だけでは入ってこれないので、なんだか砂場も安心して遊ばせることができます。
さっさと靴と靴下を脱いで、砂をかき集めたり、滑り台をしたり、なんだか一人遊びに夢中になっていきます。
まだまだ遊びは終わりません。
次はブランコ。
「もっと大きくしてよーー!」
という強いリクエストのもと、私は、息子のブランコを押してあげるのです。
ブランコをずっとこいで汗ばんできて疲れてくると、ようやくブランコも終了。
帰ろう!というと、
「ボールで遊ぶー」
といって、また振り出しに戻っていく。え、また全部やるの? ボール遊び、滑り台、砂場、ブランコ・・・・。 ふー!
こうして、子供との時間が過ぎていくのです。子供とたくさん遊んだ暁には、
「パパだけ、だいすきー」
という最大のお褒めの言葉をいただけるのです。
というわけでして、なかなかパパ業も大変だなあと思うと同時に、ここロンドンに留学してきて、学校のイベントやらなんやらで忙しいものの、家族と過ごす時間は、とても増えたのも事実です。こうして、のんびりと子供と過ごすことができるのも、この留学のひとつの大事な一こまになりそうです。
ロンドンというと、大都市、そして金融のセンターというイメージは確かにありますが、もう一方で、じつは家族にとって、とてもやさしい街でもあることを最近感じています。
2 件のコメント:
家族と一緒にMBA留学するのもいいものですね!
GMさん
どうも!Cambridgeもロンドンにもまして、家族によさそうですね。
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