2008年10月15日水曜日

公園:家族にやさしいロンドン

生活費が高いことで悪名高いロンドンですが、じつはいいところもたくさんあります。そのひとつが、公園でしょう。London Business Schoolのすぐ横には、Regent's Parkがあるし、そこから少し南下したところには、Hyde Parkもあります。どちらも超巨大な公園です。公園とは言わないまでも、ちょっとした緑の広場は、街のあちらこちらで見かけることができます。家から少し歩いたところに、Russel Squareというまさにスクエア-広場-があります。


そして、家の真横には、コラムズ・フィールドという公園があるのです。このコラムズ・フィールド、もうすぐで3歳になる息子の大のお気に入りのスポットでして、ほぼ、というより、確実に毎日、せっせと通っているのです。5階にある私のフラットから、この公園が窓から見えるので、息子はよくそこから公園を見下ろして、力強く、こういうのです。


「パパと公園にいくのっ!」


公園につくなり、まずはボール遊び。もうすっかり、秋めいて、落ち葉がぱらぱらと落ちています。そこを行ったりきたりとかけずり回ります。


ときどき、ヤギが公園で放し飼いになっているのですが、遠くの方でヤギがゆったりと歩いているのをみつけると、


「ヤギに食べられる-」


と騒ぎ出す・・・・。食べないって!我が子は、少し、小心者のようで、父親としては、もう少しがんばってほしいなと思う今日この頃です。私に似たのだろうか。



ボール遊びに飽きると、今度は、

「ぐるっと回る滑り台をしーたーい」

と言って、たったと、滑り台に向かって走ってゆく我が子。


ぐるっと回る滑り台とはこのこと。もうすでに何人か子供が滑っていると、

「パパ、滑ってもいい?」

と確認を求めてくる-滑っていいってば!

何とか上によじのぼって、さあ滑る段階になっても、気の強い現地の子供達に押されて、なかなか滑る番が回ってこないかわいいそうな息子。また、上から叫ぶように、聞いてくるのです。

「パパ、滑ってもいい?」

いいよ!と何度かかけ声をかけてあがると、ようやく滑り降りてくる-そして、満面の笑顔で地面に到着です。

そして、また上に登っていくのです。


滑り台に飽きてくると、次は砂場です。

ここの公園は、犬や動物、それから大人だけでは入ってこれないので、なんだか砂場も安心して遊ばせることができます。

さっさと靴と靴下を脱いで、砂をかき集めたり、滑り台をしたり、なんだか一人遊びに夢中になっていきます。

まだまだ遊びは終わりません。






次はブランコ。



「もっと大きくしてよーー!」

という強いリクエストのもと、私は、息子のブランコを押してあげるのです。

ブランコをずっとこいで汗ばんできて疲れてくると、ようやくブランコも終了。

帰ろう!というと、

「ボールで遊ぶー」

といって、また振り出しに戻っていく。え、また全部やるの? ボール遊び、滑り台、砂場、ブランコ・・・・。 ふー!




こうして、子供との時間が過ぎていくのです。子供とたくさん遊んだ暁には、

「パパだけ、だいすきー」

という最大のお褒めの言葉をいただけるのです。

というわけでして、なかなかパパ業も大変だなあと思うと同時に、ここロンドンに留学してきて、学校のイベントやらなんやらで忙しいものの、家族と過ごす時間は、とても増えたのも事実です。こうして、のんびりと子供と過ごすことができるのも、この留学のひとつの大事な一こまになりそうです。

ロンドンというと、大都市、そして金融のセンターというイメージは確かにありますが、もう一方で、じつは家族にとって、とてもやさしい街でもあることを最近感じています。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

家族と一緒にMBA留学するのもいいものですね!

匿名 さんのコメント...

GMさん

どうも!Cambridgeもロンドンにもまして、家族によさそうですね。