イギリス人のクラスメイトに、国内で小旅行するとしたらどこがいいかと相談したところ、エディンバラを強く薦めてくれたのがきっかけです。
Edinburgh - my favourite city and personally I think best going during the winter, esp. around Christmas time....
....the highlight for me is just wandering around in the cold crisp air between very snug and cosy pubs/restaurants with the amazing castle in the background.
なかなかいいではないですか。
Londonの気温が0度くらいなので、そのさらに北にあるエディンバラは、とうてい寒くて行かないでしょう。こういう現地の人からのヒトオシがあると、よし行ってみよう!となる。
ヒースローから1時間ほどのフライトで、夕方ころにエディンバラ空港に到着。市街に入った頃にはすっかりと日が暮れていて、まだクリスマスのころの装飾とライティングが至る所に残っていました。エディンバラ城をはじめとした数多くのモニュメントがうっすらと暗闇の中に浮かび上がっている風景は、城塞都市にきたことを実感させます。
翌日は、イギリスにはめずらしく、真っ青な空の下、ぴりっと寒い空気の中を、エディンバラの街を散策です。
急峻な斜面を利用した造られたエディンバラ城からの眺め。石造りのしっかりとした城から、工業都市、荒涼とした山々、その遠くには海、が見渡せ、力強さのある街だと感じます。
石畳のRoyal Mileと呼ばれる通り沿いに多くのモニュメントが建ち並びます。前方にSt. Giles' Cathedralを望みます。
Scott Monument. 作家Scottの記念碑。
ホリルードハウス宮殿。今でもエリザベス女王が夏の避暑地として使ったり、多くの公式行事が行われる現役の宮殿です。このとき、我が子は「落ちて」くれて、館内をゆっくりと巡ることができました。
イングランド国王ジェームズ一世の母親、女王メアリーが住んでいたのもこの宮殿。メアリーは壮絶な人生をおくる-2歳で女王に即位し、15歳でフランス国王と結婚するも2年後に死亡し、スコットランドに戻り、ダーンリと再婚。しかし、ダーンリは、メアリーの付き人を、メアリーの目の前で暗殺してしまうのです。こうした人生の荒波を生きているからなのか、館内にあるメアリーの肖像画は、どこか陰鬱な雰囲気が漂うのです。
Holyrood Abbey. すでに荒廃してしまった修道院。
石造りの建物や、多くのモニュメント、そしてエディンバラ城に囲まれていると、どこか、歴史の生々しい一面をゾクゾクと感じてしまいます。一方で、こじんまりとしたレストランやパブも建ち並び、美しく街並みもライトアップされていて、華やかさもあわせもつ。そんなアンバランスさの中にこの街の魅力があります。すっかり虜になりました。
1 件のコメント:
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
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